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アクセス解析ツールは何を選べばいいの?有料無料比較や選び方、おすすめを紹介!

アクセス解析ツールは何を選べばいいの?有料無料比較や選び方、おすすめを紹介!

企業がホームページを持つことが当たり前とされている時代…。ここ数年はSNSが大きなムーブメントとなり、Twitterやインスタグラムのアカウントを持つ企業も多くなっていますが、それでもあくまで企業にとってWebを使った広報・プロモーション活動の核となるのはホームページです。
そんなホームページですが、持つことが当たり前となってしまった弊害として、設置することだけが目的になってしまい、あまり活用できていないという企業も多いようです。
そんな企業様に向け、本稿では「アクセス解析ツール」を取り上げてご紹介します。そもそもアクセス解析ツールとは何なのか、上手な選び方とは…?など、せっかくの自社ホームページを活用するための第一歩として、アクセス解析ツールを様々な角度から分かりやすくご説明しましょう。

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アクセス解析とは?

貴社では、自社ホームページをお持ちでしょうか? 今や大変多くの企業が自社ホームページを持っていますが、その「活用」となるとあまりなされていないのが現状のようです。「ホームページ制作会社からの売り込みを受けて作ったけども、それから10年も放置されている…」そんな企業が多いのではないでしょうか。
それというのも、企業がホームページを持つことがあまりに一般化してしまったことが原因です。「企業である以上、ホームページは持ったほうがいいのではないか」「競合のあの会社がホームページを作ったからウチも作ろう」…そんな理由からホームページを設置した企業も多いかもしれません。つまり「持つ」こと事態が目的化していて、時流に乗って作ったものの、そこで目的達成=完結…となっているわけです。これでは決して安くもないページ制作費や運用費がまったくの無駄になってしまいます。
本来、ホームページは社からのお知らせ・伝達をする広報の役割や、自社の製品やサービスをプロモーションする役割があります。また最近は求人活動の役割を持たせているケースもあります。新型コロナウィルスが猛威を振るった2020年春以降、こうした接触を伴わないデジタルコミュニケーションは再注目されることになりました。せっかくの自社ホームページを活用するなら今です。

しかし、活用といっても何から手を付けていいか分からないという方も多いことでしょう。
その第一歩としておすすめしたいのがアクセス解析です。アクセス解析は自社ホームページだけにとどまらず、LP(ランディングページ)やECサイト、SNS運営など、企業がWEB上でプロモーション展開を行なう際に絶対に必要になるものであり、WEBコンテンツの活用とは切っても切れないものです。これを行なっているかどうかがホームページを活用しているかどうかの試金石になります。「マジメにやったことがない」「無料サービスで簡易的にやっていたことがあるがやめてしまった」という企業様は、このコミュニケーションの時代の変わり目に、改めてアクセス解析に取り組んでみてはいかがでしょうか。

では、そもそもアクセス解析とは何でしょうか。ご存じでない方に、その基礎知識をご説明しておきます。
アクセス解析とは、あるWEBサイトをどのように閲覧されているかを調査・解析する行為です。アクセス解析には、そのサイトにいつ、どれほどのアクセスがあり、どのくらいの時間見られているか…などといったデータを出すことが必要です。
これらのデータを見て、満足して終わってしまう方も多いのですが、実はここから先がアクセス解析の本質です。データを元に、閲覧者の傾向や、ページごとの閲覧の特徴、日による閲覧数の変化などを導き出し、より閲覧数を向上するための課題・改善点をあぶりだし、WEBサイトを改変しながらPDCA(計画・実行・評価・改善)のサイクルを回していくのが本当のアクセス解析なのです。
ところがこのアクセス解析、ただホームページを開設しただけでは実践できません。そもそも最初のきっかけとなるアクセス数、アクセス時間などのデータを知ることができないからです。
ここで登場するのが「アクセス解析ツール」です。アクセス解析ツールとは、PCを使って特定のWEBサイトの閲覧データ等を知るためのWEBサービスやソフトウェアを指します。アクセス解析を行なうには、まずアクセス解析ツールの導入が大前提となります。

Web解析ツールとの違いは?

アクセス解析ツールとよく似た言葉で、「Web解析ツール」というものもあります。
両者は混同されがちですが、実は似て非なるものであることを覚えておきましょう。
アクセス解析ツールは、実はWeb解析ツールの中に含まれる一つの機能と言えます。
Web解析ツールは様々な機能を持った複合システムであり、自社サイトの解析を目的としたアクセス解析ツールと違い、他社サイトも含めた広い範囲での解析ができることが特徴です。
自社サイトの改善だけでなく、競合サイトの研究等も行ないたい場合は、Web解析ツールの持つ幅広い解析機能が必要となります。

アトリビューションツールとの違いとは?

さらにアクセス解析ツールとよく並列で語られるツールに「アトリビューションツール」というものもあります。
アクセス解析ツールが、Webサイトの閲覧数やユーザーの行動を分析するツールであるのに対し、アトリビューションツールはマーケティングの視点でサイトを解析するものです。
サイトを通じて商品を成約したユーザーについて、その画面遷移の履歴や閲覧したページについて分析をし、成約に至った経緯を分析します。
つまりアクセス解析ツールの目的はサイトを広く大勢の人に見てもらうことであり、アトリビューションツールの目的はより多くモノを買ってもらうことです。

どんなアクセス解析ツールがあるの?

アクセス解析ツールはすでに多数の製品がリリースされており、世界中の企業や個人の間で広く活用されています。Webサイトの様々なアクセスデータを収集、表示してくれるという基本的な役割は同じですが、それぞれに搭載している機能や操作性が異なり、Webサイトの性質や解析の目的によって使い分ける必要があるでしょう。
アクセス解析ツールには、そのデータ収集の仕組みによって下記の3種類があります。アクセス解析ツール初心者の方はしっかりと理解しておく必要はありませんが、知っておけば後々のツール選びにも役立つ知識です。

アクセス解析ツールの3つの種類

●サーバログ型

ユーザーが特定のWEBサイトにアクセスした記録を、そのサイトが帰属するサーバから読み取る方式です。WEBサイト自体にアクセス解析のための下準備が不要なため、手軽に導入できるのがこのタイプです。

●パケットキャプチャ型

WEBサイトとサーバとの間でやりとりされるデータ交換の履歴を、逐次記録していく方式です。サイトにもサーバにも負荷をかけることが少ないので、毎日大量のアクセスがあるようなサイトでも安定してデータ収集ができるメリットがあります。

●Webビーコン型

WEBサイトに解析用のプログラムタグを埋め込み、ユーザーがそのタグを実行することで閲覧データが記録される方式です。サーバログ型、パケットキャプチャ型と比較して精度が高いと言われ、広く使われている手法です。

また、アクセス解析ツールには有料のものと無料のものがあります。無料のツールはコストがかからず、手軽に使えるメリットがありますが、有料のツールにはやはり有料であるだけの使い勝手のよさや機能の豊富さがあります。
下記にいくつかの代表的な無料ツール、有料ツールをご紹介しますので参考にしてみてください。

~無料ツールの例~

●Googleアナリティクス

https://analytics.google.com/
ご存じGoogle社が提供するアクセス解析ツールです。完全無料で提供されており、日本でも広く使われていて、最も有名なツールとも言うことができるでしょう。単純なアクセス数のみならず、アクセスした人の年齢や性別などパーソナリティを予測する機能もあるのが特徴で、より的確なサイト改善に役立つツールです。

●Googleサーチコンソール

https://search.google.com/search-console/about?hl=ja
こちらもGoogle社が提供する無料ツールです。Googleアナリティクスとは毛色が異なり、Webサイトを訪問した人々がどのような検索経路をたどってやってきたのかを分析するツールとなっています。Googleアナリティクスとの連携機能もあることからワンセットで使われるケースも多く、アクセス解析をより立体的に行なうための必需品とも言えるツールです。

●Similar Web(シミラーウェブ)

https://www.similar-web.jp/
有料版も提供されている、こちらも有名なアクセス解析ツールです。他社と自社とのサイトの比較に重点が置かれているツールで、マーケティングやSEO対策にも活用できるのが特徴です。無料版では一部機能のみが利用可能ですが、基本的な分析には充分なほどの機能が使えます。

~有料ツールの例~

●Googleアナリティクス360

https://marketingplatform.google.com/intl/ja_ALL/about/analytics-360/
Googleアナリティクスのプロフェッショナル版とも言えるツールです。シンプルな操作で使いやすく、より高度なデータ収集、分析が可能です。またデータの「見える化」の機能も充実しており、解析レポートをまとめる際にも使い勝手が良くおすすめできます。

●CRMツール

特定のツールではありませんが、最近はCRMの中にアクセス解析機能が含まれているものも少なくありません。CRMとは「Customer Relationship Management(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)」の略で、「顧客管理システム」とも呼ばれる、企業の顧客情報を様々な観点から管理するツールです。基本的なアクセス解析の他、そのアクセスデータを顧客データと紐づけて分析するような機能を持つものもあり、導入の際は選択肢の1つとしても良いかもしれません。

アクセス解析ツールの選び方

さて、こうした様々なツールがある中で、導入の際はいったいどれを選べば良いのか迷ってしまうことでしょう。ここでは、アクセス解析ツールを選択する際の注意点をいくつかご紹介していきます。

まずは無料か?有料か?

最初に考えるべきはやはり、無料ツールを利用するか有料ツールを利用するかという所でしょう。もし、初めてアクセス解析ツールの導入を考えているのであれば、本稿では無料ツールをおすすめいたします。
無料でも役に立たないということはまったくありません。充分な機能を持つものが多く、初歩のアクセス解析には充分といえます。まずは無料ツールを使ってみて、アクセス解析ツールとはどのようなものであるか、その理解を深めておきましょう。
初歩的なアクセス解析をある程度の期間やってみた結果、「あれもやりたい」「これもやりたい」という欲が出てきた場合に、より高機能な有料ツールを導入するという流れでも決して遅くはありません。
一方で、すでにある程度のアクセス解析の経験があり、より高度な解析を求める場合は、利用目的や必要な機能を明確にした上で有料ツールの選択に入るのが良いでしょう。
また有料ツールを導入する場合、試用期間の有無について確認しておきましょう。
導入した後に「操作が難しくて、結局使えなかった」「そもそも自社の業務内容では必要がなかった」…などという可能性もあります。
こうした失敗を避けるため、なるべく無料試用期間があるツールを選び、導入前には必ず利用予定者全員でテスト運用してみることをおすすめします。

プロジェクトに見合うコストで選ぶ

それでも選択に迷うという場合、コスト面から考えてみるのも手です。
そもそもアクセス解析とは、集客を向上することで売上の向上を目指すものです。企業として、組織として、今回の導入でどの程度の集客・増益を目指し、それに向けてどの程度のコストをかけることができるのかを計算すれば、おのずと利用できる解析ツールも絞れてくるのではないでしょうか。
当然のことながら、月10万円の収益を得るために、月額利用料20万円のツールを使っていてはまったく意味がありません。機能面ばかりに目が行ってしまうと、プロジェクト規模に見合ったツールを選ぶことを、意外と見落としてしまいがちです。

操作感・使いやすさも重要

アクセス解析ツールは、誰かが2・3回使ってハイ終わり…というものではありません。長期間にわたって観測を行なったり、多くの社員で共用したりするものです。
そう考えた時に操作感や使いやすさも非常に重要なポイントと言えるでしょう。毎日、複数の人が使うものだからこそ、直観的な操作が可能かどうか、複雑な手順を踏まずに必要なデータが得られるか、PC操作に慣れていない人でも使いこなせるかどうか…といった点は、特に有料ツールであれば導入前に必ず確認しておきたいポイントです。
また「使いやすさ」という点をより掘り下げれば、前述の「アクセス解析ツールの3つの種類」と照らし合わせて、解析するサイトにそのツールが適しているかどうかを確認しておくことも必要でしょう。自社の特性に合っていないツールを選んでしまうと、本当に必要なデータが得られなかったり、サイトの運営そのものに悪影響を与えてしまう可能性もあります。

自社の目的に合った機能が揃っているか

アクセス解析ツールは、一般的に高コストのものは高機能、低コストのものはシンプルで機能が限られている傾向にあります。
コストを低く抑えることも重要ですが、一方で機能が不足していて物足りないツールを導入しても意味がありません。
まずは自社のツール導入は何を目的としており、そのためにはどんな機能が必要なのかを洗い出しましょう。
その上で、必要最低条件を満たしたツールを導入すべきです。
例えばごく基本的な分析機能だけで良ければ、無料の「Googleアナリティクス」でも充分にその役目を果たしてくれるでしょう。
ユーザーの心理的動向や、かなり詳細な行動記録を知りたい場合はヒートマップ、クリックマップといった機能を搭載した比較的高コストなツールが必要になります。

データ解析のお供に『Knowledge Suite』

それでは本稿の最後に少しばかり、私たちブルーテック株式会社が提供するPC用総合ビジネスアプリケーション『Knowledge Suite』のご紹介にお付き合いください。

『Knowledge Suite』はグループウェア、SFA、CRMという、ビジネスを円滑に、効率的に進めるための3種類のアプリケーションがワンセットでご利用いただけるクラウド型アプリケーションです。
グループウェアは社員同士のコミュニケーションを円滑にするためのツールで、テキストで自由な情報交換を行う「メッセージ」の機能や、様々な社内稟議をネットワーク上で完結させる「ワークフロー」、会議室や社内施設の予約を管理する「設備予約」などの機能を搭載しています。
SFAは「Sales Force Automation(セールス・フォース・オートメーション)」の略で、「営業支援システム」などとも呼ばれるものです。営業マンの日々の活動をサポートするスケジュール管理機能や、営業日報をネットワークで提出・閲覧する機能などを搭載しています。
CRAは前述のとおり「顧客管理システム」と呼ばれるものです。顧客管理機能、商談管理機能、名刺管理機能などを搭載していて、顧客情報を正確に、詳細に管理することで商機を拡大します。
現代ビジネスアプリケーションを代表するこれら3種のアプリケーションをワンパッケージで連携させることにより、規模や業種を問わずあらゆる企業・組織の業務の高速化と充実を図るのが『Knowledge Suite』の役目です。
本項ではアクセス解析のお話をしてきましたが、『Knowledge Suite』には直接的なデータ解析機能は搭載されていません。ただし、アクセス解析に伴う社員同士の連携・情報交換などの面で間接的なサポートができる他、大量のプロモーションメールを自動で配信する「メールビーコン」の機能においては、アクセス解析を併用することでより高い効果を期待することができます。
参考まで、以下に『Knowledge Suite』が持つ魅力の一部をまとめさせていただきます。

シンプルな操作で誰でもすぐ使える

直観的にすぐ分かるシンプル設計が『Knowledge Suite』の魅力です。マニュアルを読む必要もなく、PCでの作業に不慣れな方にもすぐに使いこなしていただけます。だからこそ社員みんなで使うことができ、社内に定着するのです。

3大ビジネスアプリケーションがワンセットに

「グループウェア」「SFA(営業支援システム)」「CRM(顧客管理システム)」の3大ビジネスアプリケーションをワンパッケージで搭載した『Knowledge Suite』。入力されたデータは各機能で共有しているので、例えばCRMに入力した顧客情報をSFAで活用するような使い方も可能。無駄な業務を省き、より実践的な業務サポートを実現しています。

ユーザー数無制限だからのびのび使える

多くのビジネスアプリケーションの利用料金は「ユーザー1名につき〇円/月」といった、「ID課金制」の方式を採用しています。ところが『Knowledge Suite』は何名でお使いいただいても月額料金は50,000円/月~で固定。最初はお試しで少人数で導入し、徐々に利用範囲を広げていくような使い方でも、月額利用料金が変わりません。

メリット豊富なクラウドサービス

『Knowledge Suite』は全機能がインターネットを通じ、ブラウザ上で提供される「クラウドサービス」と呼ばれるサービスです。ユーザーのPCにソフトウェアをインストールする必要がなく、ご利用のPCの性能もほぼ問いません。他にも情報共有のリアルタイム性や場所を問わず効率的な作業ができることなど、クラウドサービスの利点を存分にご活用いただけます。

マルチデバイス対応でどこでもアクセス

『Knowledge Suite』はPC以外にもスマートフォンやタブレットなどの端末に対応しています。これらの端末においてもPCとほとんど同じパフォーマンスでお使いいただくことができ、移動中や外出先でのちょっとした時間に業務をこなすことができるのです。情報交換もよりスピーディーになり、ビジネスチャンスを逃しません。

まとめ

本稿では、アクセス解析ツールの基礎知識や選び方のポイントをご紹介してきました。
「ただ置いてあるだけ」のホームページ、LPを今こそ活用する時です。そのきっかけとしてまずはアクセス解析ツールの導入をおすすめします。
また、ホームページ制作やアクセス解析に伴うスタッフ間の連絡・情報共有の円滑化にぜひ『Knowledge Suite』の導入もご検討ください。

『Knowledge Suite』のより詳しい情報は、下記のサービスサイトから。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
【『Knowledge Suite』サービスサイト】https://www.bluetec.co.jp/knowledgesuite/service/sfa.html

【執筆者】

松岡 禄大朗

ブルーテック株式会社・デマンドジェネレーション部所属。
前職のWEB広告代理店で広告運用やアクセス解析を担当。
WEBマーケティング知識を活かして、現在はコンテンツマーケティングに携わり数多くの記事を執筆。

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