【リモート商談とは?】導入するメリットデメリットを紹介

【リモート商談とは?】導入するメリットデメリットを紹介

「対面での商談数が減って困っている」
「リモートで商談をしたい」
「でもリモート商談でなにができるかがよくわからない」

以上のように感じている方向けに記事を書いています。

初めてリモート商談を取り入れる際には、誰でも戸惑うものです。

そこでこの記事では、リモート商談を取り入れるメリットデメリットツールの選び方を紹介していきます。

最後まで読むと、リモート商談では何ができるのかが網羅的にわかります。

リモート商談を取り入れるべきかどうかの判断に役立ててみてください。

リモート商談とは?

リモート商談

リモート商談とは、遠隔で行う商談のことです。

インターネットを活用するため、「オンライン商談」などと呼ばれることもあります。

離れた場所から商談ができれば、営業職であってもリモートワーク(テレワーク)が可能です。

導入すれば、社内での「あの部署はリモートワークができてずるい」などといった不公平感も解決できるでしょう。

業務効率アップや事業の広がりを見越して、リモート商談を取り入れる大企業も増えてきました。

中小企業もリモート商談を取り入れることで、顧客とより密に関われるようになります。

対面での商談に限界を感じているのであれば、選択肢のひとつとしてリモート商談の導入を検討するとよいでしょう。

リモート商談を取り入れるメリット5つ

リモート商談

リモート商談を取り入れるかどうかは、メリットがあるかどうかによって決まるでしょう。

結論から言うと、リモート商談には会社・社員・顧客のすべてにメリットがあります。

具体的なメリットとして、以下5つが挙げられます。

  1. コスト削減できる
  2. 売上アップにつながる
  3. 感染リスクを抑えられる
  4. 自由なはたらき方ができる
  5. 遠方からでも参加しやすい

リモート商談を取り入れるメリット①コスト削減できる

リモート商談

リモート商談をすると移動せずに済むため、交通費が不要になります。

営業マンの交通費はかなり大きな経費ですので、交通費を削減するだけでもかなりのコストカットにつながります。

売上が伸び悩んでいる場合でも、コストが減ると収益性がアップするので、予算確保の役に立つでしょう。

交通費が予算を圧迫している場合、リモート商談を導入すると解決するかもしれません。

リモート商談を取り入れるメリット②売上アップにつながる

リモート商談

リモート商談を始めると今まで移動に割いていた時間を、商談にあてられるようになります。

時間に余裕をもってじっくりと商談できたり、商談数を増やしたりできるため、売上アップにつながります。

うまくスケジュールを調整すれば、商談が終わったあとすぐに次の商談に移ることもできるでしょう。

商談に使う資料もデジタルデータさえ用意しておけば、印刷する必要もありません。

デジタルデータなら修正も容易ですし、すぐに出せるようにしておくのも手間なくできます。

商談の効率を上げられるのは、リモート商談の大きなメリットです。

リモート商談を取り入れるメリット③感染リスクを抑えられる

リモート商談

リモート商談なら非対面で商談ができるため、感染症のリスクを抑えられます。

感染リスクを抑えると、会社・社員・顧客の全員にとって大きなメリットになります。

会社:顧客や社員の安全を守れる
社員:健康な状態ではたらける
顧客:健康を守りながら購買機会が得られる

リモート商談をスムーズに進めたい場合には、社員や顧客のメリットをそれぞれに伝えることを意識してみてください。

自分にとってメリットがある」と感じられれば、リモート商談に対する抵抗感が和らぐからです。

リモート商談を取り入れるメリット④自由なはたらき方ができる

リモート商談

リモート商談を取り入れてしっかりと環境を整えれば、営業マンは出社しなくても仕事ができます。

通勤も時間やコストがかかり、感染リスクを伴うものです。

通勤が不要になれば、社員の満足度が上がってやる気もアップする可能性があります。

社員のモチベーションアップに課題を感じている場合には、リモート商談を導入することで解決するかもしれません。

また、通勤が不要なはたらき方を求める人は、徐々に増えていくと予想されます。

通勤が必要な会社には入らない」という人も出てくるでしょう。

自由なはたらき方ができる環境を整えないと、人材不足に悩まされることになるのです。

人材を確保して会社を存続させるためにも、リモート商談を取り入れてはたらきやすい環境を作ってみてください。

リモート商談を取り入れるメリット⑤遠方からでも参加しやすい

リモート商談

リモート商談はインターネットを使うため、遠方にいる人ともすぐに商談ができます。

社員は移動の手間がなくなり、顧客は離れた会社とも気軽に商談できるようになります。

また、商談日が悪天候になってしまっても、予定通りに商談できることも大きな魅力でしょう。

移動がともなう通常の商談では、悪天候で交通機関が停止してしまうと予定を変更しなければなりません。

商談の成立にはタイミングも大きく関わりますので、悪天候で予定を変更するのは大きな機会損失です。

リモート商談であれば、お互いの都合をあわせておくだけで予定通り商談ができ、機会損失がありません。

リモート商談を取り入れるデメリット3つ

リモート商談

前章ではリモート商談のメリットを紹介しました。

当然ですが、リモート商談にもデメリットはあります。

デメリットを知っておくことで、導入するかどうかを検討しやすくなるでしょう。

また、デメリットへの対策を事前にすれば、より安定した状態でリモート商談に臨める環境を作ることもできますよ。

リモート商談を取り入れるデメリットは以下3つです。

  1. 信頼関係を築きにくい
  2. 慣れるまでに時間がかかる
  3. 顧客側が躊躇する可能性がある

リモート商談を取り入れるデメリット①信頼関係を築きにくい

リモート商談

リモートでの商談は画面越しでのコミュニケーションになるので、対面よりも信頼関係を築きにくいです。

表情や身振り手振りが伝わりにくいからです。

そのため、リモート商談では対面して行う商談よりも、リアクションを大きくしましょう。

少し大げさなくらいリアクションをすることで、感情をわかりやすく伝えられます。

そのほか、通信環境を整えて画質を安定させ、表情などが伝わりやすくすることも重要です。

リモート商談にはリモート商談のコツがあるので、実践するうちに身につけていけば問題ないでしょう。

リモート商談を取り入れるデメリット②慣れるまでに時間がかかる

リモート商談

リモート商談は対面して行う商談とは勝手が違います。

伝え方もそうですし、ツールの操作も必要です。

慣れないうちはうまくいかず「対面だったら成功したかもしれないのに…」と感じることもあるかもしれません。

リモート商談にはやく慣れるコツとしては、操作が簡単なツールを選ぶことが挙げられます。

また、ツールの使い方をレクチャーしてくれる会社から購入するのも効果的です。

商談の成功率を維持するためにも、社員がすぐに使い方を覚えられるツール選びを意識してみてください。

リモート商談を取り入れるデメリット③顧客側が躊躇する可能性がある

リモート商談

顧客側がリモート商談に慣れていない場合には、「対面でお願いできませんか?」などと言われる可能性があります。

デジタル機器の操作が苦手な方は、リモート商談に参加することに対して躊躇するかもしれません。

そういった顧客にリモート商談をしてもらうためには、会員登録などの事前準備がいらないツールを選ぶことが重要です。

事前準備に手間がかかると「面倒だから対面で」と言われてしまうからです。

簡単な操作で利用できるので大丈夫ですよ」と伝えられるようなツールを選んでみてください。

リモート商談で成約を勝ち取る方法

リモート商談

リモート商談を導入する前の不安として「成約を取れるだろうか」という思いを抱えている人もいるでしょう。

リモートで行うオンライン上の商談は、対面の商談とは違ったコツがあります。

事前にコツを知っておくと成功するイメージが湧くので、導入へのハードルが下がるでしょう。

オンライン商談における代表的なコツとして、以下のようなものがあります。

  1. 確認メールを送る
  2. カメラ写りを確認する
  3. オーバーリアクションを心がける
  4. 顧客の理解度をときどき確認する
  5. ツールの操作に慣れておく

より詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

商談前の準備から商談後のフォローまで段階的にコツを紹介しています。

まとめ|無料トライアルでリモート商談を体験してみよう

リモート商談

リモート商談について紹介してきました。

リモート商談を導入するかどうか検討する際には、メリットとデメリットから判断してみてください。

  • ・メリット5つ
    1. コスト削減できる
    2. 売上アップにつながる
    3. 感染リスクを抑えられる
    4. 自由なはたらき方ができる
    5. 遠方からでも参加しやすい
  • ・デメリット3つ
    1. 信頼関係を築きにくい
    2. 慣れるまでに時間がかかる
    3. 顧客側が躊躇する可能性がある

リモート商談にもデメリットはありますが、対策をすれば問題なく売上を維持できます。

また、リモート商談を導入したあとも、一部分は対面の商談を残すことも可能です。

とくに有形商材は実物を見てもらうことが大事です。

リモート商談とアナログの手法を組み合わせることで、より高い成果が出せるでしょう。

組み合わせると、コスト削減をしたり遠方の人にアプローチしたりしながらも、信頼関係を築いていけるからです。

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