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CRMとは
~メリット・デメリットから2020年最新情報まで~

「CRM」という言葉をお聞きになったことはありますか? CRMは近年、PC用ビジネスアプリケーションの領域で注目されている1大ジャンルです。
顧客情報を最大限に活用することでビジネスの成果を向上させるというこのアプリケーションについて、本稿ではその言葉の意味から存在意義、導入のメリット・デメリットなどなど、基礎知識を網羅してお届けします。
2020年、世界を襲ったコロナ禍によって業務の効率化・生産性向上が求められる今、すべてのビジネスパーソンがCRMが持つ力を理解しておくべきでしょう。

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「CRM」の言葉の意味

顧客を第一に考えるマーケティング手法

企業で1人1台のPCが支給される現代。ビジネスアプリケーションの世界はその種類、性能ともに花盛りともいえる時代を迎えています。 これをお読みの貴方が所属する企業や組織でも、最低でも1本は何かしらのビジネスアプリケーションを導入しているのではないでしょうか?
例えばExcelのような表計算ソフトやWordなどのテキストエディタ、勤怠管理システムに財務管理システム、スケジュール管理に社員同士のメッセージ交換などなど…。現代において、ビジネスとPCアプリケーションは切っても切れない関係であると言えます。
本稿で取り上げる「CRM」も、そうした数あるビジネス用PCアプリケーションのジャンル名の1つです。

まずは言葉の意味から理解しておきましょう。
CRMとは「Customer Relationship Management(カスタマー リレーションシップ マネジメント)」の略です。PCアプリケーションのジャンル名としては「顧客管理システム」などとも呼ばれていて、1990年代から多くの日本企業で使われ始めた言葉だと言われています。
この「Customer Relationship Management(カスタマー リレーションシップ マネジメント)」という言葉、日本語に訳すと「顧客関係性管理」という意味で、実は本来アプリケーションのジャンルを指す言葉ではなく、企業が行なうマーケティング手法の1つとして知られていました。
「顧客関係性管理」とは単に顧客の情報をリストアップして保管するのではなく、顧客を「意思を持つ1人の個」と捉えたうえで、1人1人の顧客の生活や動向・嗜好に加え「自社とのリアルタイムの関係性」を分析し、それを基に戦略を立ててビジネスを成功に導く…というものです。
例えば今、あなたがネット通販を利用してノートパソコンを購入したとします。すると購入画面に「こんな商品もいっしょにいかがですか?」と、ノートパソコンの保護カバーやマウスなどの商品紹介が表示されました。これがCRMの一例です。
この場合ショップが、ノートパソコンを購入したユーザーが必要とするであろう商品や、ノートパソコンを購入した他のユーザーが実際に同時購入している商品を表示させているわけで、顧客の意図や傾向を分析したうえで行なっているマーケティング行為…つまりCRMだと言えます。
ビジネスアプリケーションのCRMも、この「顧客関係性管理」という概念に基づいたものです。単に顧客の住所や電話番号をリスト化して終わり…ではなく、それらを多層的に観察して、パーソナリティや行動に基づいたビジネス戦略の立案を可能にします。

私たちナレッジスイート株式会社が提供する総合ビジネスアプリケーション『Knowledge Suite』も、もちろん多彩なCRM機能を搭載しています。長年にわたりCRM、そして日本のビジネスに寄り添ってきた私たちが、本稿でCRMの基礎をお伝えしていきます。

「CRM」とは?

CRMでできること

ここからは、PCアプリケーションとしてのCRMの基本的な性質や使い方についてご説明しましょう。

1990年代から日本企業でも徐々にCRMが導入されるようになり、現在においてもその導入者数を年々増やしつづけています。そんな背景もあって、いま市場には多種多様なCRMがリリースされています。それぞれに搭載された機能が異なり、特性を持っていますが、大まかな役割としてはもちろん顧客情報の管理です。
前述のように、CRMは顧客情報を最大活用することによってビジネスチャンスを広げたり、商談の確度を上げるためのアプリケーションです。しかし最初にお断りしておきますが、CRMを導入したからといって翌日から急に部署の売上がみるみる上昇するような、夢のようなツールではありません。
分かりやすく例えるならば、CRMは「顧客情報を入れるための箱」に過ぎません。1件1件の顧客情報はユーザーが入力してやる必要があります。
ただしCRMは「非常に優れた箱」です。顧客情報入力の手間を楽にしてくれる機能もあれば、1件1件の商談の進捗や成約確度を管理する機能、ユーザーが希望する条件に合った顧客情報だけを取り出して見せてくれる機能、特定の顧客にメールを自動配信してくれる機能などなど…顧客情報をカンタン・便利に活用する様々な機能を搭載しているのです。
こうした機能が顧客のパーソナリティの見える化や、放置された顧客の発見、個別のニーズの把握につながります。ひいてはそれらの顧客に対する、今すべきアプローチの明確化にもなり、ビジネスがもっと活発にスムーズになるのです。

さらにはメール配信機能やアンケート機能などによって、プロモーション業務にまで活用できるのがCRMの強味です。
現場のスタッフはみんな営業業務やマーケティング業務をがんばっているが成果につながらず、行き詰まりを感じている…。そんな企業は、CRMの導入によって道が拓けるかもしれません。

「CRM」はなぜ必要?

消費者を「個」としてもてなす時代

さて、このようなCRMが現代の日本企業に求められているのにはいくつかの理由があります。なぜ上を目指す企業は、続々とCRMを導入するのでしょうか?

近年、世界中で消費者のニーズが多様化し、大局で傾向をつかむことが難しくなってきました。サイフの紐も固くなり、自分にとって本当に必要なもの、本当に価値を感じるものだけを求める風潮が顕著になっていきます。
2020年春に起きた新型コロナウィルス感染症問題は、この傾向にさらに拍車をかけているかもしれません。人々は街に姿を見せず、消費活動が減少してしまいました。どんな物が、どんなプラットフォームで求められているのかもなかなか予測しにくい現状があり、多くの企業にとって危機的状況が続いています。
ともあれ、そんな時代背景の中で注目され始めたのがCRMの概念なのです。顧客の性別や年齢、置かれている状況や、今必要なもの、いずれ必要になりそうなもの…といったパーソナリティのデータを組織内で共有・研究すること。すなわち「集団」ではなく「個」で顧客を捉えるのです。
さらに企業と顧客との「関係性」を明らかにすることも、CRMの本質といえます。この顧客は過去自社から何を何度購入したことがあるのか、商談は何度行なっておりそれぞれどんな反応だったのか、この顧客は自社にどんな印象を持っているのか…。そうした1件1件の関係性の把握は的確なターゲティングや営業活動の効率化に貢献し、生産性向上が求められる現代において、大きな武器になります。
人をよく観察し、ニーズを把握する。把握したニーズに対して最適な対応をできるだけ迅速に行なう…。こうして見るとCRMは「おもてなし」と言い換えることができるかもしれません。
消費者1人1人が明確な意思を持ち、買う物・買う店を慎重に選ぶ現代において、良質な商品を安価で提供すれば売れる…というストレートな理論は通用しなくなってしまいました。消費者の行動を先読みし、必要なタイミングで必要な物を提供する「おもてなしの精神」を持つ企業だけが生き残れるのです。
日本の企業をITで応援する『Knowledge Suite』にも「おもてなしの精神」が息づいています。顧客へのおもてなしを促進する機能や、利用してくださるユーザーの皆様が気持ちよく運用できるよう設計された操作環境をぜひご体験ください。

「CRM」と「SFA」の違い

実は似て非なる両者の比較

現在、様々なビジネス用PCアプリケーションがリリースされていることはすでに述べましたが、その中でもCRMはトップクラスの人気ジャンルの1つです。そしてもう1つ、その双璧をなす人気ジャンルの1つに「SFA」と呼ばれるものがあります。
どちらも多くの企業に導入されていることもあり、混同されるケースも多いようです。本章ではCRMとSFAの違いについてご説明しておきます。

SFAとは、「Sales Force Automation(セールス フォース オートメーション)」の略で、アプリケーションのジャンル名としては「営業支援システム」などとも呼ばれています。
「Sales Force」は日本語で「営業部隊」という意味で、その名が示すとおりSFAは営業部門の社員…つまり営業マンたちの業務を幅広くサポートし、可能な限りアプリケーションによる「自動化」に導くシステムです。
その目的は営業マンの業務を時短・効率化することにあり、例を挙げれば以下のような機能を搭載しています。

《SFAの主な機能》

●顧客管理
自社と取り引きのある顧客・企業の基本的なデータや、商談の進捗等を蓄積して管理する機能です。

●活動履歴
自社と関わりのある顧客に対して、過去にどのような商談を行なってきたか、どのような現状にあるか…といった状態を管理する機能です。

●営業日報
営業組織においてよく行なわれている営業日報の作成・提出・閲覧をアプリケーション上で行なう機能です。

●見込案件管理
営業マンが抱える各案件が現在どのようなステータスにあって、成約の確度がどの程度であるか…などの情報を記録・管理する機能です。

●営業活動分析
各営業マンの行動を管理することによって、今置かれている状況を分析したり、次なる行動指標を決定するための機能です。

●名刺管理
日々の商談で交換した名刺をスキャナー等でテキストデータに変換し、顧客名簿として管理する機能です。

SFAに関するより詳しい情報は、下記ページをご参照ください。
Sales Force Automation(SFA)とは

上記をご覧いただければ分かるとおり、SFAとCRMで重複する機能もいくつかあります。これが混同される原因でもあるのですが、SFAとCRMではそもそものコンセプトや利用目的、想定利用者の面で差異があります。
極端に言えばSFAはあくまで営業マンによる利用を想定して作られたもので、営業マンの業務を円滑にし、1人1人の生産性を向上させるという役割を持っています。営業マンの行動を管理して組織内で情報を共有することによって、チーム全体を効率よく稼働させることも可能です。
片やCRMは顧客情報を適切に記録・管理することでビジネスの精度を上げることがその役目です。想定ユーザーは営業マンに限らず、マーケティング部門やカスタマーサポート、経理部門などでも幅広く活用することができます。
どちらも究極的な目的としては「業務効率化」「売上向上」という面で一致しますが、どちらを導入すべきであるかは企業が抱えている課題によって異なり、そこを見誤っては大きな損失にもつながりかねないので、慎重に検討するようにしましょう。

とにもかくにも営業部門において課題のある企業はSFAを導入するべきでしょう。例えば「成果が上がらない」「労働生産性を伸ばしたい」「今までおざなりだった営業活動の蓄積と活用を徹底したい」「営業マンの行動を正しく管理して行動目標を決めたい」…そんな課題をお持ちの企業は多いのではないでしょうか。SFAを使えば営業マン1人1人の行動履歴や営業成果を管理・分析ができ、また今アプローチするべき顧客のあぶり出したり、アプローチの仕方について明確な指針を出すこともできます。営業部門における効率化や行動目標の決定には高い効果を発揮するはずです。

一方で部署や業務内容を問わず、顧客に関する課題をお持ちの企業はCRMを導入すべきかもしれません。例えば「膨大な顧客情報を楽に・正確に管理したい」「クレーム管理や取引内容の管理などによって、顧客に関する情報を可視化したい」「顧客の情報を部署内または会社内で共有し、活用したい」「たくさんの顧客に対して効率よくアプローチしたい」…といった課題です。CRMを活用すれば顧客とのやりとりを細部まで記録・管理し、それを簡単に共有することが可能です。営業部門に限らず、顧客とのやりとりが発生したり、取引や売上げを管理する部門で広く活用できるはずです。

CRMとSFAの違いについてより詳しい情報は下記ページをご参照ください。
SFAとCRMシステムの違いを詳しく解説!

CRMシステム導入のメリット・デメリット

導入を成功させればメリットは最大化する

当然のことながらCRMの導入にはそれなりのコストがかかります。実際に導入する前に、そのメリットとデメリットについてしっかりと知っておいたほうがよいでしょう。

まずメリットについてです。
CRMが貴方の会社に導入された場合、まず第一に業務が効率化します。分かりやすく営業部門での活用を例にとってみましょう。

CRMは貴社の営業のあり方そのものを変えてくれるかもしれません。「営業は足でかせぐものだ!」「場数をこなしてこそ一人前の営業だ!」…そんな前時代的なセリフを吐く上司、貴方の会社にもいませんか…? 人手不足の深刻化で1人1人の負担が増え、一方で少しでも残業を減らすためにあらゆる業務の効率化が求められる現代日本において、これらのやり方は回避するのが賢明でしょう。
さして乗り気でもない顧客のところに足しげく通っても、何の意味もありません。CRMを使えば1人1人の顧客と自社との関係性を正確に把握することができるので、成約確度の高い顧客を優先的に効率的に攻めることができます。
同時に成約確度の低い顧客に対しては、なぜ低いのか、どうすれば高くできるのかといった分析も容易にできるようになります。そうすることで次の行動目標が明確になれば営業マン達のモチベーションも上がり、日々の営業は活発になるのではないでしょうか。
こうした効果が的確なPDCAサイクルを回すことになり、業務全体が効率化して生産性の向上が見込めるわけです。

一方で、CRMを導入することにデメリットはあるのでしょうか?
私たちナレッジスイートの考えでは、CRM導入そのもののデメリットはほとんどなく、あっても非常に軽微なものです。
ただし、「導入が失敗する」というケースは稀に見られます。こうなってしまった場合、とたんにCRM導入がデメリットとなってしまいます。
「導入失敗」とは何か…すなわちコストをかけてCRMを導入したにも関わらず、組織や企業にうまく定着することなく「放置」されてしまうことです。当然、それでも毎月のシステム利用料はかかりつづけるわけで、せっかくのCRMは単なる金食い虫と化してしまうわけです。
もちろん、正しい知識を持ったうえで、メーカーの営業担当者ときちんと事前に打ち合わせをしていれば、ほとんどの企業で導入は成功します。
貴社の導入をくれぐれも失敗させないために、よく見られる導入失敗の原因を2件だけご紹介しておきます。

~CRM導入失敗例~

(1)大量の提出物を義務付けてしまうケース
CRMの導入を決定するのは、多くの場合組織をまとめる立場である方、もしくは情報システム部門の方です。そうした方々は必要に迫られてシステム導入を決定するわけで、何がなんでもCRMによって売上を改善しようと考えます。
それはそれで当然の考えですが、目的に固執するあまり実際に利用する現場の声を無視してしまうケースがあるのです。例えば「営業日報」「顧客訪問記録」「商談内容報告書」「過去1週間の売上げ実績」などなど、CRMを使って数十件にもおよぶ文書の提出を義務付けてしまったり…。
それを強いられる現場の社員たちは、この文書の作成だけで半日を消費してしまって、本来の業務が手につかなくなります。やがて面倒になって、提出を怠る社員も出てくることでしょう。こうなってくると成果も上がらず、利用率も下がり、CRMはとても本領を発揮できません。

(2)入力項目が過剰なケース
(1)は提出物そのものが多いケースですが、こちらは1件1件の入力文書に過剰な手間がかかるケースです。
例えばたった1つの「商談報告書」に、顧客の名前や住所といった各種基本情報、商談の場所・日時などに加え、具体的な所要時間、詳細な会話内容、用いた書類の添付、営業マンの感想や次回に向けた意気込み…といった無数の入力項目を設定してしまうような管理者の方がいます。
これも現場の社員達が完全に「面倒ごと」と感じてしまい、最初はよくても徐々に提出が遅れ、やがて誰も記入しなくなる…というのがよくあるパターンです。すなわちCRMの無駄遣いであり、まったく不要なシステムに利用料を払いつづけるというデメリットを負うパターンです。

これらの例をご覧いただければ分かるとおり、導入失敗の原因はCRM利用のハードルを上げてしまっているケースが多いようです。
では逆に、導入を成功させるためにはどんな事に気を付ければよいのかを下記にご案内しておきます。

~CRM導入成功のポイント~

(1)スモールスタートを心がける
私たちナレッジスイート株式会社は、長年にわたり様々なお客様の業務と向き合いながらCRMを研究し、提供してきました。その私たちがお伝えしたいのは、導入成功に向けて最も重要なのはスタートラインだということです。導入初期にどう運用するか、またその直前にどのような準備をするかによって導入の成否は大きく変わってきます。
とりわけ「スモールスタートの原則」を重視すべきだと考えています。
導入初期、企業の導入担当者の方はどうしても「あれも、これも…」といきなりすべての機能を使いこなそうとしてしまいます。
確かにCRMには様々な機能が搭載されています。しかし、そのすべてを最初から使う必要はないのです。現場のユーザーの皆さんからすれば、身の回りの業務すべてをいきなり未知のアプリケーションに切り替える事には、かなりの物理的・心理的ハードルがあります。結果、誰も使わなくなってしまっては元も子もありません。
例えば、最初はExcelで行なっていたある一部の業務をCRMに置き換えるところから始めるのもよいでしょう。まずはCRMに触れ、理解し、慣れるところから始めるのが肝心です。やがて使い慣れてきたらCRMで処理する業務を少しずつ増やしていけば、業務移行によるユーザー側の負担はかなり軽いもので済みます。
また、利用人数についても小規模から始めることをおすすめしています。CRMを導入することが決まっても、鼻息荒くいきなり全社員に利用を強制することも決して得策ではありません。
最初は1つの部署、あるいは1つのチーム、さらにはたった1人の社員からでもかまいません。なるべく小さい規模からCRMを導入しましょう。
いきなりCRMの運用が完璧に行なえる企業は少ないものです。もし運用の仕方にミスがあった場合、いきなり大勢が使っているとダメージも大きくなってしまいます。
テストケースとして少人数から運用をスタートし、自社の業務や文化と照らし合わせて、どのような使い方がフィットするのかを検証してみましょう。それによって業務がスムーズに回転するようになれば、やがて利用人数を増やしていけばいいわけです。
CRM導入の道は「急がば回れ」です。決して欲張らず様々な面でコンパクトに始め、少しずつ拡大していくことで必ずや成功をつかみとることができるでしょう。

(2)入力しやすいシステム作りを
「スモールスタートの原則」は、個々の業務内容にも言えることです。前述の失敗例の部分でも述べましたが、導入部署のトップの方はとかくCRMによる提出・報告を最初から多くしてしまいがちです。特に導入初期、アプリケーションの操作もままならない段階の現場の方々にとって、たくさんの提出物は厄介ごとに過ぎないのです。CRMを使った提出物は、最初はなるべくその数を制限するようにしておきましょう。
ユーザー側がCRMの扱いに慣れてくれば、少し提出物が増えたからといって投げ出してしまうことはありません。
また、提出物の内容についても工夫が必要です。例えば営業報告書ですが、テキスト入力で何十項目にわたり商談の内容をダラダラと書かせるようなものはユーザー離れの原因になります。
『Knowledge Suite』を含む多くのCRMは提出物の記入テンプレートを自由に作成することができ、書かせる項目数や入力形式を調整可能です。最初は少ない項目数で、そしてなるべくテキストではなく、チェックボックスやプルダウンを使った「選択式」で入力できるようなものにするのがよいでしょう。例えば、顧客の居住エリアは都道府県の選択式にできますし、商談成立の確度もA~Eの5段階で設定する形にしてもよいかもしれません。
この選択式の導入は、実は記入者の文章センスに依ることなく、全員の報告書をフラットな視点で見ることができるという管理者側のメリットもあります。
とにかく、入力者側の入力時間は最初は1分1秒でも短くできるよう工夫することが大切です。誰もみな、慣れない作業は敬遠するものであると心得ましょう。

(3)利用者の意見をしっかり聞く
ここまでお読みいただければお分かりのとおり、ほとんどの場合、導入失敗の原因は導入担当者と現場との温度差にあります。
導入を決定する社長や部門長、情報システム担当者は導入にあたり、何としても結果を出したいと息巻いて、いきなりCRMの全機能をフル活用しようとしてしまうのです。
一方で現場の業務とはとかく保守的なものです。普段PCでの業務が少ない業種であれば特に、今まで手作業でやってきた業務をいきなりPCアプリケーションに切り替えるということは抵抗があって当たり前なのです。
この両者の心理的乖離が悪く作用してしまうと、いきなり大量の業務をCRMでやらされることになった現場が困惑し、入力頻度が下がり、やがて誰も使わなくなってしまいます。
CRM導入の決定権を持つ方は、導入前に必ず現場の社員達に綿密なヒアリングをすべきでしょう。今、どんな事で困っているのか? 会社のどんな仕組みがボトルネックになっているのか? PCに切り替えてもいいと思う業務は何か?…などなど、毎日の利用者はあくまで現場の社員たちであることを念頭に置いて、現場目線での導入が必要です。

CRM導入のメリット・デメリットについてより詳しい情報は下記ページをご参照ください。
CRM(顧客管理システム)導入のメリット・デメリットは?

CRMアプリケーションの意義

CRMアプリケーション有効利用のポイントとは?

「顧客管理」「顧客関係性管理」といった業務は、昔から存在していました。かつてはこれらがデジタルではなく、手帳やファイルを使ったアナログ業務として行われていたわけです。
日本では江戸時代から商家には「大福帳」と呼ばれる帳簿が必ずありました。店の設立から現在までのお客様との取引が事細かに記録されており、それを元に収益の計算やお得意さんへの営業が行なわれ、まさにCRMの原型といえるものかもしれません。
時は変わって令和の今、顧客管理はデジタルデータを通じて行われます。CRMを使った顧客管理では、デジタルのメリットがふんだんに用いられています。ここで、デジタルで行なう顧客管理にはどのような利点があるのか、具体的に見てみましょう。
製品によって搭載している機能は異なりますので、ここでは私たちナレッジスイート株式会社が提供するCRM『Knowledge Suite』を例にデジタル顧客管理の有用性の一例をご紹介していきます。

《名刺管理》

顧客から受け取った名刺をスマホやスキャナーでデジタルデータ化します。テキストとして一覧表にすることも画像として蓄積することも可能で、入力の手間を省く他、紙の名刺と比べて検索性を各段にアップさせます。
GRIDY 名刺CRM

《顧客管理》

顧客の氏名、企業名、所属部署、過去の取引記録や商談進捗などをデータとして管理する機能です。入力したデータはネットワークを通じてチーム内にリアルタイムで共有され、組織の知見として蓄積されていきます。またこれらのデータを流用することで日報の作成や営業成果の分析などもスムーズに行なうことができます。
GRIDY SFA

《メール配信》

顧客名簿と連動して、全員または特定の条件に該当する顧客だけにメールを配信できる。記載URLのクリック率なども調査可能。
GRIDY メールビーコン

《アンケート管理》

Webアンケートの制作、集計。回答を他の顧客データと連動させて利用することなども可能。
GRIDY リードフォーム

そもそもコンピュータは大量のデータを記録・整理する作業が得意です。顧客の膨大なデータを管理する業務となるCRMとは相性がよく、デジタル化が進んできたことも必然と言えるでしょう。おかげでCRMにおいて人間の作業負担は大幅に軽減され、時短や精度の高い分析が約束されています。
ただし、マーケティング活動においてCRMアプリケーションのパフォーマンスを最大限に発揮するためには、社員みんなの「共用」が必要です。多くのデータが漏れなく更新・蓄積され、それをみんなで理解することで、良質な戦略を導き出すことができるのです。
ここでキーとなるのが、そのアプリケーションが社員間に定着する力をどれだけ持つか、という「定着力」です。私たちナレッジスイート株式会社が提供する『Knowledge Suite』は強い定着力をコンセプトに開発されました。
PCでの業務に慣れていない方でも直観的に理解できる画面構成、クラウドをベースとした情報更新のリアルタイム性、スマートフォンでも利用可能なモバイル性、企業に負担をかけない低コスト…と、定着のための工夫が随所に盛り込まれています。
現代のビジネスにおいて必需品ともいえるCRM。『Knowledge Suite』ならすぐに、簡単に導入することができます。

CRMなら『Knowledge Suite』がオススメの理由

導入が成功する価格とシンプル設計

それでは、最後に私たちナレッジスイート株式会社が提供するCRM『Knowledge Suite』について少しだけ詳しくお伝えしながら、本稿のフィナーレとさせていただきます。

CRM、そしてSFA、グループウェアと、3つのビジネスアプリケーションがワンパッケージでご利用いただける『Knowledge Suite』は、低コストで誰にも使いやすい総合ビジネスアプリケーションです。
すでに全国5,000社以上の企業様にご利用いただいており、今日も日本中であらゆる業種のあらゆる業務を円滑化・効率化しています。
コロナ禍以降重要視される「テレワーク」を『Knowledge Suite』で実践される企業様も増えてきました。
以下、『Knowledge Suite』ならではの強味を簡単にまとめさせていただきます。ぜひご覧ください。

シンプルで快適! 誰でもすぐ使える!

あらゆる業種・業務に対応する『Knowledge Suite』は、PCの作業に不慣れな方でも必ず使いこなせるシンプル設計が自慢です。操作方法や画面構成は直観的で分かりやすく、ほとんどの方はマニュアルを読まなくともお使いいただけます。それはすなわち、導入しやすく失敗のないシステムであるということでもあります。

3つのアプリケーションでどんな業務も支援!

「SFA(営業支援システム)」「CRM(顧客管理システム)」「グループウェア」の3大ビジネスアプリケーションがワンパッケージでご利用いただけるのが『Knowledge Suite』。1本分のコストで3本使えるお得さはもちろん、入力データが各機能で連携している事もメリットです。例えば、CRMに入力した顧客情報をSFAで流用するような使い方もスムーズにでき、業務の効率化やデータの活用に役立ちます。

他社を寄せ付けない超コストパフォーマンス!

一般的に、ほとんどのビジネスアプリケーションは「ユーザー1名につき〇円/月」といった、「ID課金制」の料金体系を採用しています。そんな中『Knowledge Suite』は、何名でお使いいただいても月額料金50,000円/月~で固定という低コストでご利用いただけます。最初は少人数でスタートし、徐々に利用人数を増やしていくような使い方をした場合にも、月額料金は変わりません。だから安心して導入できるのです。

クラウドサービスならではのメリットが多数!

『Knowledge Suite』はすべての機能がインターネットを通じブラウザ上で提供される、いわゆる「クラウドサービス」です。わざわざPCにソフトウェアをインストールするような手間がなく、PCの性能に依らずどんな環境でも高度なパフォーマンスを実現します。あらゆる情報がリアルタイムで共有されることもクラウドのメリットです。社内コミュニケーションが活発になり、業務はより高品質になることでしょう。

マルチデバイス対応だからどこでも使える

『Knowledge Suite』はPCだけでなくスマートフォンやタブレットにも対応しています。こうした携帯型端末でもPCとほとんど同じパフォーマンスでお使いいただけるので、移動中や外出先のちょっとした時間に業務をこなしたり、情報交換することが可能です。テレワークにも対応でき、日常の様々なシーンで『Knowledge Suite』をご活用いただけます。

CRMとは何か…、またどれだけ重要なものなのかを、本稿でご理解いただけましたでしょうか?
本稿でも述べたとおり、CRMの導入を成功させるためにはある程度の時間的余裕が必要です。CRM未導入の企業様はなるべく早い段階で導入し、入力データを増やしながら運用の知見を蓄積していくことをおすすめします。
CRMをご検討の際は、低コストで誰でも使いこなせる『Knowledge Suite』の導入をぜひご検討ください。
『Knowledge Suite』は無料のお試しトライアル版もご利用いただけます。トライアル版は「グループウェア」機能だけがご利用可能いただけますが、シンプルな画面や操作感、クラウドサービスの魅力はきっとお分かりいただけます。

トライアル版のお申込みは下記の『Knowledge Suite』サービスサイトから。最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
【『Knowledge Suite』サービスサイト】https://ksj.co.jp/knowledgesuite/

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